都政改革本部会議(第23回)議事録

平成31年3月27日(水曜日)
都庁第一本庁舎7階大会議室

14時00分 開会


1.開会
○事務局(榎本) ただいまより、第23回都政改革本部会議を開催いたします。
 本日の会議は、インターネット中継を行うとともに、タブレット端末を使用して進行してまいります。会議中、端末に不具合が発生した場合は職員までお声かけください。
 本日の会議出席者は、座席表の配付をもってかえさせていただきます。
 会議時間は2時45分までを予定しております。
 また、本日は、AIを活用した議事録作成支援サービスのトライアルを実施いたします。会議発言者の音声データを取り込んで文字起こしを行うものです。後ほど総務局から実施状況を御報告させていただきます。
 それでは、初めに、知事より御挨拶をいただきたいと思います。知事、よろしくお願いいたします。

2.知事挨拶
○小池知事 早いですね。今年度、最後になります。そして第23回都政改革本部、これより始めたいと思います。
 各副知事をトップとする推進部会を昨年4月に設置いたしまして、各局の自律的取組を不断に進めるという体制を整備したところであります。この間、三つのレス、ペーパーレス、キャッシュレス、はんこレスの推進、それから、見える化改革の取組、監理団体の改革、さらに執行体制の強化ということで、都庁の生産性を上げる、機能を高める、その取組を進めてまいりました。
 来週月曜日は、もういよいよ新年度になり、かつ、もう新しい元号が発表されるという、一種、時代の節目でもございます。そういう意味で、この都庁が、また都政が、新しい時代にふさわしい、また牽引する役目を担うためにも、先ほどありました自律的な取組によって生産性と機能を高めると。そして、都民に向けてのサービスも高めていくと。そのリーダー役に皆さんになっていただきたいと、このように思っております。
 議題ですけれども、今日は総務事務改革の進捗状況の報告、それからRPAの実証実験についての報告をいただくこととなっております。それから、1月30日に素案を公表しております「2020改革プラン」のパブリックコメントの結果、それを取り込んだ最終的な案を取りまとめていただいておりますので、御報告をよろしくお願いします。
ということで、最後までよろしくお願いします。45分間、コンパクトにお願いします。以上です。

3.議題
○事務局(榎本) ありがとうございました。それでは、本日の議題に入らせていただきます。
 本日の議題は、「2020改革」等の活動状況について、しごと改革(総務事務改革)について、「2020改革プラン(平成30年度改定)(案)」について、平成31年度の取組についての、四つの議題でございます。
 それでは、「2020改革」等の活動状況について、事務局から説明をさせていただきます。

○事務局(小笠原) それでは、資料1を御覧ください。
 まず、しごと改革についてでございますが、10月の本部会議で検討状況の中間報告をさせていただいた総務事務改革ですが、本日は、その後の検討を踏まえまして、今後の主要な取組と改革の工程について報告をさせていただきます。
 また、あわせまして、昨年10月から行っておりましたRobotic Process Automation、RPAによる業務の自動処理の実証実験について、この間の取組の実施結果を整理いたしましたので、今後の取組とあわせて報告をさせていただきます。
 また、前回の本部会議で「2020改革プラン」のバージョンアップに向けた素案を報告いたしまして、その後パブリックコメントを実施いたしました。本日は、事業や取組の進捗に応じて、数字や記載を最新のものに改めまして、改定の最終案を取りまとめましたので、報告をさせていただきます。
 事務局からは以上です。

○事務局(榎本) ただいまの報告に関しまして、御意見、御質問等はございますでしょうか。よろしいでしょうか。
 それでは続きまして、議題の二つ目でございます。しごと改革についてです。本日は、総務事務改革の取組、RPAによる作業自動化の共同実証実験報告の2点につきまして、総務局から御報告をさせていただきます。なお、RPAに関する報告に引き続いて、先ほど申し上げましたAIを活用した議事録作成支援サービスのトライアルの状況についても報告をさせていただきます。では、よろしくお願いします。

○小林行政改革推進部長 では、まず総務事務改革の取組について、資料2-1により御説明を申し上げます。2ページを御覧いただければと思います。
 総務事務改革の概略につきましては、これまで御報告をしてきたとおりでございますが、給与や人事など、どの組織にも存在いたします八つの内部管理的な事務を省力化して、都民サービスの充実に向けた業務にマンパワーをできるだけ多く割いていくということが、この取組のコンセプトでございます。デジタルファーストですとか、発生源入力など、五つの方針に基づき6点の達成目標を掲げ、取組を進めているところでございます。
 次、お願いします。この五つの基本方針に基づいて、各年度の工程表としてお示ししたものでございます。
 次、4ページをお願いいたします。2ページで少し御紹介いたしましたが、八つのカテゴリー、事務についての改革については各制度所管で取組を進めておりまして、その方向性と定量の目標、2018年度の取組、来年度以降の取組につきましては、画面ですと、このタブレットの一番後ろに、別冊の資料として詳しくお示しをしております。後ほど、御覧いただければと思います。
 ここでは、4ページ以降で本年度の実施の状況、または今後実施予定の取組について、幾つか具体的な事例を御紹介させていただきたいと思います。
 一つ目は、今開いております4ページになりますが、給与、それから旅費事務の中から、給与明細の電子化についてでございます。これまで所属の担当者が1枚1枚紙で配っていた給与明細について、昨年の10月から電子明細も併用してございます。法令上、その電子化については、職員の同意が実は必要となっておりますけれども、年度末、3月支給の時点で約85%の職員から承諾を得ております。それらの職員につきましては、来月4月から完全に電子化、ペーパーレスになってまいります。最終的には100%の電子化を目指し、年間ですと約45万枚のペーパーレスにつながる取組というふうに期待をしているところでございます。
 次、お願いします。5ページでございますが、これは非常勤職員ですとか臨時職員の社会保険等の手続のオンライン化の話でございます。これまで、年金事務所ですとか、あるいはハローワークに職員が紙の書類を持ち込んで手続をしてまいりました。これを、オンライン化により効率化を図るという取組でございます。多い部署ですと、月に数回手続が必要な場合もあるというふうに伺っておりまして、事務所への移動の時間ですとか、手続の待ち時間がなくなることによる効果は大きいというふうに考えております。既に実施しておられる局の動向などを踏まえて、今後、全庁展開の検討を進めてまいります。
 次の6ページを御覧ください。これは研修の関係ですが、新たな研修システムを導入し、申込みなどのペーパーレス化ですとか、あるいは履歴の登載事務の中間処理レスを実現するものでございます。これまで紙処理でございましたので、課・部・局の担当者による集約や確認といった中間処理がどうしても発生してまいりました。これをシステム化することによりまして、担当者の負担が軽減される見込みでございます。既にシステムの開発はおおむね終えておりまして、各局による試行の後、10月から運用開始に向けて、今、準備を進めているところでございます。
 次の7ページを御覧ください。上段は会計事務になりますけれども、資金前渡による支払いのキャッシュレス化でございます。現在、文房具などの物品購入に当たっては、時には店舗において現金を支払って購入することも多いのですけれども、2020年度には原則キャッシュレスにすることを目標として、今年の1月からブランドデビットカードによる支払の試行を既に開始しております。4月以降、試行対象の部署を順次拡大していくということでございます。
 下段については文書事務になります。電子決定率の向上への取組でございまして、本年度は30%を目標としております。2月分の実績では、現在34.6%ということですが、次年度については目標60%ということでございますので、電子化促進の範囲を部長以上の決定事案に拡大するなど、引き続き職員の意識改革に取り組んでいきたいというふうに考えております。
 次の8ページを御覧ください。少し変わりますけれども、新たなBPRの手法として、チャットボットの活用の紹介になります。総務事務の領域における職員からの問い合わせについて導入してまいりたいということでございます。今後よくある質問についてはチャットボットが対応するということで、担当者の負担軽減を図るとともに、各職員においていつでも迅速な自己解決が可能となり、都庁全体の業務効率の底上げが期待されるところでございます。
右の側にありますけれども、2019年度には、年末調整事務への試行導入を予定しておりまして、2020年度以降、対象事務を順次拡大していくことを考えてございます。
 最後、9ページを御覧いただきたいと思います。こちらは総務事務センターの開設の関係でございます。10月の中間報告と重なりますけれども、現在、2020年度中の設置を目指しまして、鋭意検討を進めているところでございます。
この総務事務センターは、所属ごとに担ってまいりました総務事務を集中的に処理する組織として設置して、各所属の負担軽減を図るものでございます。総務事務にかけていた時間を都民のためのサービス、事務へシフトするとともに、超勤縮減により職員のライフ・ワーク・バランスの実現に寄与していくということを目指しております。
 今年度は集約化の対象といたします事務の決定ですとか、あるいはその業務量の推計などを行っておりまして、来年度は開設の前年度ということですので、集約化後の事務フローですとか、あるいはセンターにおきます必要な人員コストなどを検討、決定するとともに、対象事務に係る規定改正を行うなど、詳細な設計作業を予定してございます。あわせまして、新しい庶務事務システムの開発にも着手するなど、センター設置に向け具体的な検討を進めていく予定でございます。総務事務の関係については以上でございます。
 続きまして、RPAの実証実験、共同実証実験につきまして、資料2-2により御説明を申し上げます。
 RPA、Robotic Process Automationは、これまで人間が行っておりましたパソコンによる入力の作業、あるいは照合などの作業を、あらかじめ設定したプログラムに従って自動的に処理する技術のことを言います。単純・反復的な業務における活用で大きな効果が見込めるというふうに考えられております。「2020改革プラン」におきましてもその活用を記載しておりまして、このたび実証実験を行いましたので、その御報告ということでございます。
 3ページを御覧ください。実証実験のスキームでございます。公募により選定いたしました二つの事業者、NTTデータ自治体RPA推進チーム及びみずほ情報総研株式会社の御協力を得て、主税局、オリンピック・パラリンピック準備局、水道局、収用委員会事務局、そして総務局の5局が参加して10月からこの3月まで実施してまいりました。
 4ページを御覧ください。実証実験はおおむね六つのステップで進めておりまして、RPAによるその自動処理の手順やルールを定めたプログラムのことをシナリオと呼んでおりますけれども、職員によりますシナリオの作成の期間を約3カ月確保する。帯の上から三つ目でございますが、時間を確保するなど、職員が操作スキルを取得することを重視して実施してまいりました。協力事業者には、操作研修のほか、職場を訪問して相談に乗っていただくなど、きめ細やかなサポートをいただいたところでございます。その協力事業者2社によります報告書につきましても、本日、この後公表予定でございます。
 5ページを御覧ください。今回の実験では、庶務事務、給与事務など、それから調査資料作成事務など、5局で、記載の29の業務にRPAを適用してまいりました。
 6ページに効果をまとめてございます。三つにまとめておりまして、処理時間の縮減、正確性の向上、そして自律的な業務改善ということでございます。まず、処理時間の縮減でございますけども、RPAの適用によりまして、29業務を実施してまいりましたと申し上げましたが、そのうちの25の業務で処理時間が縮減しております。合計438時間の縮減ということでございますが、平均で約67%の時間縮減効果が得られてございます。
 参考の表が少し載っておりますけれども、通勤届の作成支援、そして超過勤務実績のシステム入力といった庁内に広く共通する事務につきましては、シナリオの横展開によりさらなる縮減効果を期待しているところでございます。仮に通勤届の作成支援を知事部局に適用した場合、約1,300時間の効果があるというふうに試算をしているところでございます。
 二つ目は、正確性の向上です。ルールに基づいた処理手順を自動化し、機械的に実行いたしますことで、誤処理、誤りの処理や、ヒューマンエラーを未然に防止することができます。例えば、メールの宛先入力ですとか、資料の添付ミスなどを防ぐことができます。
 三つ目は、自律的な業務改善でございます。
 今回の実験では、協力事業者のサポートを受けながらも、職員自身が業務分析を行い、RPAのシナリオを作成してございます。みずからの業務を改めて見直す契機となりました。
 7ページ目からは、具体的な事例紹介ということでございます。ここでは代表的な事例といたしまして、通勤届の作成支援、これを取り上げたいと思います。この事例では、左下のグラフにありますとおり、55%程度の処理時間の縮減効果を得ております。
 RPAを活用いたしますことで業務がどう変わったかについては、次の8ページを御覧ください。上段のBeforeの欄になりますけれども、これまで職員は、勤務地の変更ですとか転居の際、記入箇所が約15項目に及ぶ通勤届を作成し、人事担当者に提出をしておりました。①とか②のあたりです。人事担当者も、提出された届けを確認するために、経路あるいは金額の検索など、職員と類似の作業を行っておりました。これが③でございます。記載漏れや計算の誤りなども発生いたしまして、その都度職員と人事担当者の双方が修正や再度の確認などに多くの時間を費やしていたところでございます。④番、⑥番、⑧番といったところでございます。
 これがRPAを適用いたしますと、Afterの下段にございますとおり、今回は人事担当者が保有する情報を使いまして、RPAを活用して通勤届のいわば下書きを自動作成いたしました。①になります。職員は自動作成された通勤届の下書き、この内容を確認すると。これのみなので手戻りが減少し、処理時間も縮減され、業務がスマートになっていったということが確認されております。
 ここで、RPAの自動処理が行われます様子について、動画で御紹介をいたします。前方の画面を少し御覧いただければと存じます。

(映像表示)


○小林行政改革推進部長 左上、こちらに職員の氏名や住所などが入ったファイルを開きまして情報を取得します。左下に路線検索のWebサイトを開いて路線を検索しているという状況が出ております。検索結果につきましては、中央上部の開いておりますメモに一時保存をしているところでございます。この次に、左下に通勤届の様式が出てまいりまして、ここに、先ほどの中央上部のメモから駅名や定期券の金額などを記入しているところでございます。右側にずっと開いているウィンドウがありますけれども、これがRPAのシナリオというふうに申し上げました自動処理の手順やルールを定めたプログラムでございます。これが一通り済みますと、通勤届のファイルを所定のフォルダに保存して終了ということでございます。これは今一人分ですけども、これを何人か、今回の実験では300人分を実験したということになってございます。
 また、本シナリオの作成に携わった若手の職員から感想も寄せられておりますので、御紹介をさせていただきます。RPAの仕組みや、その特有の用語の理解、必要なパーツの検索など、慣れてくるまでには、やはり想像以上に時間を要したということがございます。しかしながら、完成したシナリオが実際に動いたときには、データの転記ですとかフォルダへのデータの格納が人間よりも相当早く処理されて、事務処理が圧倒的に効率化され感動的だったというような御意見。このほか、今回の実証実験は改めて業務フローを見直すきっかけになったと。物によってはRPAにあわせて業務フローを変更していくということも考えてよいのではないかといったことなどが寄せられております。
それぞれ作成時には御苦労があったようですけれども、定型的・反復的な業務から開放され、効果を実感していただけたと。さらなる業務フローを見直していくきっかけにもなったかなというふうに感じているところでございます。
9ページから11ページにかけましては、その他の事例を紹介しております。後ほど御覧いただければと存じます。
12ページ、こちらは今後の展開ということで、これまで御紹介してまいりましたけれども、RPAを適切に活用いたしますと大幅な業務効率化が可能でございますが、一方で、本格的な活用に向けては課題もございます。機運の醸成、技術の習得、管理スキームの整備という、三つの切り口でまとめてございます。これらの課題に対応していくため、次の13ページでございますけれども、来年度は戦略政策情報推進本部において「RPA推進サポートチーム」、そういったチームを立ち上げまして、各局におきますRPAの活用について包括的に支援をしていきたいというふうに考えております。
 具体的には、RPAに適した業務の掘り起こし、また訪問相談やシナリオ作成代行などのサポートを実施することでございます。また、庁内でのシナリオの共有、横の展開についても取り組んでいきたいというふうに考えております。
サポートチームにつきましては、第1四半期の間に立ち上げまして、第2四半期から実際のテクニカルサポートを含め包括的な支援が行えますよう準備を進めていきたいというふうに考えております。
 最後、14ページでございますが、改めてRPA活用の意義でございます。処理時間の縮減といった効果はもちろんのことですけども、RPAをきっかけにいたしまして、事務の集約化などのBPRに発展させることが重要でございます。定型的で単純な業務をテクノロジーで省力化して、貴重なマンパワーを都民サービスへシフトすることがRPA活用の趣旨でございます。
 RPAの実証実験につきましての御報告は以上となりますけども、先ほどアナウンスがございましたように、本日の会議では、AIを活用いたしました議事録作成支援サービスを試行で実験しておりますので、再び前方の画面を御覧いただければと存じます。

(映像表示)


○小池知事 「ええ」というのがいっぱい入っていますね。

○小林行政改革推進部長 マイクに発話した音声が自動で文字化されるものでございます。文字起こしという単純作業についてテクノロジーを活用することで効率化していくということでございまして、RPAの活用とも趣旨を同じくするものというふうに考えてございます。こちらは本日会議の冒頭部分でございますけれども、このようにマイクに発話された音声が既にテキスト化、文字になっておりますので、必要な箇所のみ、編集が必要な部分ももちろんありますけれども、大分、一から起こすのに比べますと、大きな省力化につながるかと思っております。関連する議事録ですとか編集の履歴についてAIが事前に学習しておくことで、より正確性が高まるというふうに伺っております。こういった技術の活用とあわせまして、業務の効率化を進めていきたいと考えております。 私からは、御説明は以上でございます。

○小池知事 これは後でコンテクストに従って、ちゃちゃちゃと変わるようなシステムなんですか。

○小林行政改革推進部長 その部分は手ベースで変えないと、もちろんいけません。物によっては、このサービスではないかもしれませんけれども、要約をするとか、そういったことも出てくるようですけれども。

○小池知事 要約までしてくれるの。

○小林行政改革推進部長 出てくるようですけれども、ただ、やっぱりどの部分をとっていくかというのを、統計的な処理が必要になってまいりますので、意味を認識するというよりは、その用語の繰り返しとか、そういったもので、確率処理なものですから、やっぱり思いとその処理が一致するかどうかというのは、まだまだ途上のようです。ただ、文字を起こしていくという、こういった技術については相当進んでおりまして、事前に、この分野、都政改革本部のこれまでの議事録ですとか、そういったものを実は、これは予習をしております。

○小池知事 なるほど。

○小林行政改革推進部長 その関係で、この世界と言うと変ですけども、この業務については予習をしている関係で、やっぱり文字の変換率が相当高まっているというふうに伺っております。
 あとは、やっぱり音声ですので、やっぱり滑舌によって、うまく出る出ないがありまして、やっぱりそういうところはどうしてもあるというふうに伺っていまして、そんなことのようです。  

○遠藤総務局長 学習能力があるので、例えば「はんこです」と出ちゃうのが「はんこレス」に直ってくるというのは多分、情報が蓄積していけば。

○小池知事 造語は、なかなか難しいですね、最初。この次の場合、さらに、ここの部分だけなんですか。

○小林行政改革推進部長 いや、送れば出てくると、出てきているはずです。

○遠藤総務局長 今、送れる。

○小池知事 ああ、来ている来ている。「ええ」ばっかりが入りますね。私のくせなのかしら。「ふさわしい」、「ええ」、また「ええ」、「事実的な取組によってですね、高生産性ときの高めると。そして都民に向けてのサービスを高め」、「も」、「ええ」。

○遠藤総務局長 ちょっと、言い直したりすると、全部それを読んじゃうんですね。

○小池知事 ああ。「思います」、「歴代ですけれども」と、「歴代」。

○小林行政改革推進部長 「議題」ですかね。

○小池知事 聴覚障害者用のでこういうのがありますけれども、途中でちゃっちゃちゃっちゃ変わるんですよね、その内容によってね。「書いてある」。

○遠藤総務局長 「コンパクトが書くことになります」。

○猪熊副知事 ああ、本当だ。

○小池知事 ふーん。「ニーズを」。

○小林行政改革推進部長 ある程度、補正をするということが前提になりますけれども、こういった形で相当程度、文字を起こすということについても機械処理がなされるようになってきたということでございます。

○小池知事 速記者の仕事がなくなる。 はい、わかりました。

○事務局(榎本) ありがとうございます。そのほか、これも含めてですが、ございますでしょうか。よろしいでしょうか。ありがとうございます。それでは、続きまして、議題の三つ目になります「2020改革プラン(平成30年度改定)」(案)について、事務局から報告をさせていただきます。

○事務局(小笠原) それでは、資料3を御覧ください。
 まず、都民の皆様からの、この間いただきましたパブリックコメントの実施結果について御説明したいと思います。182ページを御覧ください。
 1月の本部会議で素案を説明させていただきました後に、2月28日までパブリックコメントを実施いたしました。お寄せいただいた御意見は13件でございました。プランでは主な御意見と、それに対する都の考え方を掲載しております。
 まず、今御覧いただいているページですが、こちらはプラン全体についての総論的な御意見でございます。各局が改革を競い合うに当たって、頑張った局には予算や人員を措置するなどのメリットを与えてはどうかという御意見や、取組の目標が数値で設定されていないものがあるので目標は数値で設定すべきというような御意見をいただいております。これに対しましては、自律的な見直し・再構築を行う予算の仕組みを設けていることや、投資すべきところは積極的に配分するメリハリのある予算編成、人員措置に努めるなど、今後も各局等が主体的に改革に取り組む環境づくりを進めてまいりたいと考えております。
 また、今回の改定では、アドバイザリー会議の御意見なども踏まえて、数値目標の追加や工程表のバージョンアップを行っているのですが、見える化改革につきましては、新年度から政策評価の仕組みを導入する中で、成果に着目した定量的な数値目標の設定に取り組んでまいりたいと考えております。
 次のページを御覧ください。しごと改革についてでございます。
 一つ目は、同じ都庁内にある複数の部署にそれぞれ資料を提出する現状を改めるべきで、ぜひデジタルしごと改革を進めてほしいという御意見です。二つ目も同様に、都民向けの書類の電子化を進めてほしいというもので、三つ目は、行政サービスのキャッシュレス化を進めてほしいというものでございます。いずれも新年度に取組を強化して、さらに推進をしてまいります。
 次のページを御覧ください。見える化改革についてです。
 一つ目は、先ほどのデジタル化の話にもつながる御意見でございますが、都のイベントについて、往復はがきのみで申込みを受け付けていることに対しての御意見でございます。これについては新年度からネット申込みも可能にするなど、応募方法の改善を図ってまいります。また、受付がはがきのみというものは他にもあろうかと思いますので、調査をして同様に改善を図ってまいりたいと考えております。
 また、下段でございますが、教育の新財団につきまして、教員への支援は生徒のためにもなるので、教員の働き方改革につながる団体にしてほしいとの御意見もございました。
 次のページを御覧ください。職員の再就職につきまして、監理団体以外への再就職についても管理すべきとの意見でございます。これについては、退職管理条例に基づきまして、外部有識者で構成される委員会の仕組みを運用しながら、公平性・透明性の確保に努めていることを記載させていただいております。
最後は公園についてでございますが、こちら、現在取り組んでおりますけれども、より民間を活用してほしいとの御意見をいただいております。

 以上がパブリックコメントの実施結果についての御説明になります。
 続いて本文についてですが、内容については、前回御説明した素案から大きく変更したところはございませんが、数字を最新の数字に改めるなどの修正を行っております。
 例として19ページを御覧ください。例えば、数字については、先ほどの総務事務改革でも御説明させていただきましたが、電子決定率を30%まで引き上げることを目標としておりましたが、直近の段階で34.6%まで向上していることを紹介するなど、最新の数字に改めております。また、文言の修正につきましては、36ページを例として御覧ください。デジタルしごと改革のところで、素案の段階ではデジタル化の原則といたしまして、デジタルファースト、ワンスオンリーを掲げておりましたが、デジタル手続法案の内容などを踏まえまして、ワンストップの文言を追加するなどの修正を行っております。
 最後に、今後のスケジュールについて申し上げます。本プランにつきましては、本日の会議を踏まえた上で内容を確定させていただきまして、3月29日に公表する予定でございます。
 「2020改革プラン改定」(案)についての御説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

○事務局(榎本) それでは、ただいまの報告に関しまして、御意見、御質問等ございますでしょうか。よろしいでしょうか。
 それでは、続きまして、四つ目の議題になります平成31年度の取組についてでございます。事務局から報告をさせていただきます。


○事務局(小笠原) それでは、次年度の取組について御説明をいたします。資料の4を御覧ください。
 まず、本部会議につきましては、おおむね四半期ごとの開催を想定しておりますが、今年度と同様に、必要に応じて追加開催することもあると存じます。いずれにしましても、開催に当たりましては本部長と相談し、また本部員の皆様と日程調整し、設定をしてまいります。
 アドバイザリー会議につきましてですが、夏と秋に開催して、取組状況を御報告いたしまして、御助言いただくことを想定しております。また、アドバイザリー会議に新たに設置する政策評価分科会につきましては、夏ごろの、このあたりの時期で複数回集中的に開催いたしまして、政策評価の制度、また運用に御意見をいただきたいと考えております。
 三つの改革についてでございますが、しごと改革の三つのレスにつきましては、次回の本部会議で30年度の取組結果を報告させていただきまして、その成果を検証いたしますとともに、今後の課題を整理したいと考えております。
 デジタルしごと改革につきましては、新たに設置される戦略政策情報推進本部と連携しながら、モデル事業の対象となる行政手続と、デジタル化する内容の検討にすぐに入りまして、第2四半期の本部会議で進捗状況を報告させていただきます。
 あわせて、見える化改革につきましても、検討状況の中間報告をさせていただく回を設けたいと思っておりまして、同じタイミングで報告をさせていただきたいと考えております。
 政策評価につきましては、現在、各局と目標設定の作業を進めているところでございます。次回の本部会議では新年度の取組内容を報告させていただきまして、その後、先ほど御説明したアドバイザリー会議の分科会を開催いたしまして、委員の皆様からお知恵をいただきながら、制度のブラッシュアップも含め、作業を進めてまいります。
 施設サービス魅力向上プロジェクト、その他の自律改革につきましては、次回の本部会議で30年度の取組結果を報告させていただきまして、その成果の検証と今後の取組についての整理を行っていきたいというふうに考えております。
 以上、次年度の取組について、御報告させていただきました。

○事務局(榎本) ただいまの報告に関しまして、何か御意見、御質問等ございますでしょうか。よろしいでしょうか。ありがとうございます。
 それでは、最後になりますが、知事から御発言を頂戴できればと思います。 知事よろしくお願いいたします。

○小池知事 今年度最後の都政改革本部会議、さまざま御報告いただきました。着実に進んでいることがよくわかったところであります。給与明細も、ぴーっとミシン目を破く時というのが、何かどきどきしたりするんだろうなと思いますが、それがなくなってしまうと寂しい思いをされるのかなと。3億円事件からお給料の振込が始まって、そこから夫と妻の関係が激しく変わったとか、今度は給料明細さえ手元にはないということになると、これが都庁の職員の皆さんの家庭環境にどういう社会的影響を与えるのかも興味深いところであります。いずれにしても、こういう変化によって社会的な変化も起こることだとは思いますが、これから煩雑化する、もう既に煩雑化しているさまざまな手続などを、できるだけ、まさしく都民ファーストの感覚で進めていくと、結果的にRPAであるとか、チャットボット、AIなどがうまく活用されることによって生産性が上がり、かつサービスが高まるという方向性を、ぜひこれからも続けていっていただきたいと思います。まだまだ試行の部分がありますけれども、いろいろ現場の声を生かしながら、さらに改革本部のこの目標に向かって進んでいただきたいと思います。
 来週からいよいよ発足します戦略政策情報推進本部、このもとで今回の成果、また間違えたのが出るのかな。今回の成果を生かして、RPA、AI活用の普及促進に取り組んで、生産性の向上、働き方改革につなげていってほしいと思います。
 それから、2020改革プランのバージョンアップでございますが、改定をして終わりではなくて、バージョンアップをさらにバージョンアップする継続的な改革、ぐるぐる回しを、ぜひ進めていただきたいと思います。
 それから、来年度は政策評価も含めまして、都政改革アドバイザリー会議から御意見、御助言をいただくこととなり、自律的な改革に磨きをかけて筋肉質の都政にしていただきたいと思います。
 元号が変わり、ますます日本の課題が見えてきております。人口減少、そしてさらなる高齢化という厳しい状況を見据えて、この予算編成でも掲げました都市力の強化、稼ぐ力を高める、そして人と人とをつなぐ、この都市力の活力を引き出すということで、東京の持っている底力、地力とでも申しますか、これを底上げしていくようにしていきたいと思います。そのためには、まず隗より始めよで、都庁自身が最新のICTを取り入れて、都庁グループの機能を高める。そして生産性や都民サービスの向上に取り組むということが不可欠でございます。昨日もちょうどマネジメント本部でそういったお話も伺ったところですので、ぜひ新しいこのノウハウを取り入れながら、温かみのある都政を皆さんとともにつくっていきたいと思っております。都政改革本部をヘッドクオーターとして、職員の皆さんとともに改革に邁進を続けていきたいと思っておりますので、来年度もよろしくお願いを申し上げます。ありがとうございました。御苦労さまでした。

4.閉会

○事務局(榎本) ありがとうございました。
 次回の会議ですが、先ほど事務局から説明をさせていただきました、6月ごろの開催を予定しております。
 以上をもちまして、第23回都政改革本部会議を閉会いたします。どうもありがとうございました。

14時39分 閉会

 

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